さて、今回の食の世界旅行はインドの東、バングラデシュに飛んでみましょう!(笑)
バングラデシュへの扉は茨城空港!…ではなく、空港と同じ小美玉市にある「サイハン レストラン&バー」です!
コチラのお店、以前は東京の小岩で店を構えていた知る人ぞ知る腕利きシェフのお店とのこと。
ネタバレしすぎない程度に情報収集してあるので早速突撃してみます!
めっちゃワクワクしながら…(*´艸`*)
お店の雰囲気
「こんにちわ〜」
「いらっしゃいませ〜 おひとり様?そちらのテーブル席へドウゾ〜」
おっ!お店の人、日本語ペラペラっぽい!
店内は意外とカレー屋カレー屋してない感じ。
小ざっぱりとしてキレイな感じです。
ふと目をやるとカウンター越しに「大分むぎ焼酎 二階堂」の箱とボトル。
あぁ、地元さん御用達の居酒屋とかで見かけるアレだ。(笑)
いい意味でちょっぴり気が抜ける瞬間。
あんま気負わなくていいお店ですね。ここ。
( ´ー`)フゥー...
メニュー
さてさて!
では早速「バングラデシュ料理のファイル」を…
・バングラデシュ牛のテハリと卵ブナ(¥1,580)
・バングラデシュのチキンビリヤニSET(¥1,200)
・バングラデシュ マトンビリヤニSET(¥1,400)
・バングラデシュオリジナルハリム(¥960)
・ブナキチュリとマトン肉じゃがSET(¥1,300)
・プレーンナンとパヤ(¥1,190)
・パロタとマトン肉じゃがSET(¥1,200)
ざっくりとメインはこんな感じね。
私の大好きな「パヤ」、しっかりありますね!(・∀・)
貴重なパヤ補給地点確保、っと。( ̄ー ̄)ニヤリ
パヤパヤ♪
執拗なまでに頭に並ぶ「バングラデシュ」の文字から
「バングラデシュのビリヤニやハリムは他とは違うんだぜ!」
みたいな気持ちが伝わってきます。
いいなぁ…食べ比べてみたいなぁ…。
そして妙に気になる「ブナキチュリとマトン肉じゃが」!
何がって?その語感と響きです!(*´艸`*)
ちょっと一緒に声に出して言ってみて下さい。
はい!
「ブナキチュリとマトン肉じゃが」
どうです?なんかジワりませんか?(*´艸`*)
聞き慣れない響きで語感がいいのか悪いのか分からない、呪文のような「ブナキチュリ」。
その後に続く、物凄く聞き慣れてるんだけど初めて聞く「マトン肉じゃが」。
この2つのフレーズが渾然一体となって醸し出される奇跡の呪文「ブナキチュリとマトン肉じゃが」!(「パロタとマトン肉じゃが」も悪くないんだけど、ブナキチュリの謎の破壊力と比べるとチト軽いかな)
「羊肉じゃが」は違う!「マトンじゃが」も違う!「アルゴーシュト」は…パキスタンだっけ?
あえて「マトン肉じゃが」のフレーズを選んだ店主のセンス、素晴らしい!(≧∇≦)b
ん?「大分むぎ焼酎 二階堂」と「肉じゃが」って…ますます日本の居酒屋っぽいじゃんか!(笑)
だけど「マトン」で「ブナキチュリ」。(*´艸`*)
メニューを眺めながら小声で「ブナキチュリとマトン肉じゃが…」を繰り返してニヤける私…。
我ながらアヤシイですな…
…っと、変なところでツボってないで早く注文メニュー決めんと(^^ゞ
ん〜
パヤは大好きだけど食べたばっかだし、せっかくだからちょっぴり冒険死体気分。
ハリームも食べたばっかだけど、バングラデシュのハリムとどう違うのか確かめてみたい気もするし…
でも前評判だとビリヤニがやたら美味いらしい…
間違いなく美味いよな…ビリヤニ…(*´ω`*)
ん?そう言えば「テハリ」って食べたこと無いかも…
写真見た感じ、ビリヤニに近い気もするけど…
さらに「卵ブナ」ってのもお初だよなぁ…
やたらスパイシーな「鮒の子まぶし」とか出てきたらどうしよう…
よし!せっかくの機会だから経験の幅を広げる方向で行ってみますか!
「お願いしま〜す!」
待ってる間にあらためてメニューを眺める私。
(そして「ブナキチュ…(以下略))
うん、やっぱりどれも気になるわ。リピート必至だな、こりゃ。
そして何気なく壁のメニューに目をやると…
「マトンにくじゃがいも」
うわっ!「にく」ひらがな!Σ(・∀・;)
しかも「いも」は要らんよ!「いも」は…
こ…渾身のこだわりネーミングじゃなかったのか…?!(´ε`;)
あっ!
そうこうしてるうちに来たゾ!っと。
バングラデシュ牛のテハリと卵ブナ
「ホネが入ってるので気をつけてクダサイ。ホネ。」
む?それってつまり、骨の旨味もしっかりと入ってるって事で…
大歓迎です!(〃∇〃)
うむ。
見た感じ、小振りな日本米みたいな感じですが…
これがバングラデシュのチニグラ米ね!
そしてビリヤニよりウエッティな仕上がり。
どれどれ…
おっ!見た目は日本米に近いのに、風味は思いっきりバスマティライスとか向こう系!
で、思ったよりスパイススパイスしてない感じ。でもしっかりシャープな辛味。
そして煮込まれた骨付き牛肉の旨みが…(*´ω`*)
なるほど!このお米の持ち味をバッチリ生かした料理法ですね!コレ!
同じことを日本米とかバスマティライスでやっても全く違う感じになっちゃうハズ。
おっと、テハリばっか減らしてないで卵ブナも。
…タマゴの存在感…すごいな、コレ。
これは崩して食べるべきか、端っこから齧るべきか…
うん。崩そうとするとツルッと飛んでっちゃいそうだから齧るか。
(書いてて気付いた。これって手食が前提なのかな?一番しっくりくる気が…)
うむ。なかなかハードボイルドなタマゴですな。
色んな意味で。
ってか絡んでるグレービーがかなり濃厚で旨みが強い。
ハードボイルドなタマゴ野郎を優しく包み込んで…いいね!コレ!(・∀・)
よし!合わせてみましょうか!
スプーンの上でテハリとグレービーを混ぜて…パクっ!と。
おっ!凄い!
陳腐な表現ですが1+1=2じゃないぞ!コレ!
これは…
1+1= …田んぼの「田」!!
あれ?分かりづらいですか?
何と言うか…合わせると全く違うものになると言うか…
しかもすごくピッタリとハマる感じ!
この組み合わせ、なかなか素晴らしいですな!
「お客さん、テハリはじめて? グレービー、かけて食べるとおいしいヨ」
あ、スプーンでちまちま混ぜつつ食べてたから別々に食べてるように思われたようです。
どっちみち後半戦でやろうと思ってたから…頃合いか…!
うりゃっ!!と思いっきりテハリの上にグレービーをぶちまけます!
混ぜ混ぜしつつ食べると…
あれっ?これはこれでまた違う旨み!
混ざり具合?空気の触れ方?面白いな!
途中で食べる、テハリに乗ったカリッカリのスパイシーハンバーグみたいなヤツもいいアクセント!
いい感じの混ぜ具合で最後まで飽きること無く完食!
ごちそうさまでしたっ!
「暑いのに来てくれてアリガト。また来てクダサイネ!」
はいっ!また来ますね!(*´∀`)ノ
次回は何食べよっかな〜♪(*´艸`*)
参考情報
アクセス
お店は羽鳥駅東口より延びる けやき並木の通り沿い、常磐道より東。
エコス・ウエルシア・ローソンのウエルシアの向かいにあります。
(スマホナビ使わずにバイクで行ったので少々迷いましたが…この情報でバッチリでっせ!と、過去の私に伝えたい)
駐車場
たっぷり。バッチリ。
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