「たかちゃんうどん」
「きよちゃんうどん」
「吉田のうどん てっちゃん」
「手打ちうどん うえちゃん」…
なぜか吉田のうどん店に何気に多い「〇〇ちゃん」うどん。
ここまで並ぶと「ちゃん巡り」したくなってしまうのは私だけでしょうか…(笑)
今回は「たかちゃんうどん」ほど近い「しょうちゃんうどん」に行ってみました。
たかちゃん人形がチャーミングな「たかちゃんうどん」の訪問記事はコチラ⇓
道の駅などで配布している「吉田のうどんマップ」にも掲載されていないこの「しょうちゃんうどん」。
何度も通っている主要道路の国道139号線(富士みち)沿いにあるみたいですが、全く見かけた記憶が無く…
いざ行こうと思っても見つからない…。
行きつ戻りつフラフラと…。
マップを確認するのにテキトーに停めた駐車場。
え?めっちゃ近い?ってかここ?
あ!暖簾!アレか?ここだったのか!
国道沿いの看板には小さく控え目に「うどん」の文字。
目立たないなオイ!
完全に死角。ある意味、隠れ家レストラン。( ´ー`)
まぁいいや。
さてさて…
暖簾をくぐると厨房の女将さんと目が合う。
あ、1名で…って、最初に注文する方式か…?!
メニュー
不意打ち、慌てて反射的に「つけの並」!
ふぅ…さて…
店内の様子
店内はカウンター席にテーブル席に小上がり席。
お客さんは見るからに地元の常連さん。
「おぅ!久しぶりだね!元気?」
「携帯忘れちゃって…取りに帰るの面倒くさいからちょっと貸してもらえる?」
「仕方ないなぁ…はいよ」
「洗面所の施工は今回で終わりね。次回は…」
そんな会話が聞くともなしに聞こえてくる、生き生きとした、そして生々しい店内。
ほどよいアウェイ感。これが観光地化されていないネイティブな吉田のうどんってヤツか。
あ、そう言えば吉田のうどん店でありがちなお昼のワイドショーがガンガン流れてるTV、このお店には無いね!
何となく清々しく感じる空気感は換気のせいだけでは無かろう。
地元的な雰囲気を楽しみたいお店の「BGM」はこういうのでいいんだよ、ね(´艸`)
「つけうどんのお客さま〜」
おっ!出来たっぽい!(・∀・)
は〜い!今取りに行きま〜す!
つけうどん・並 400円
汁とうどん。
極めてシンプル。
あぁ、具材は追加トッピング方式だったか…
せめて肉ぐらい…まぁいいや、今回はコレで。
いわゆる素うどん状態。すっぴん。
それでも乗ってるキャベツに感じる吉田のアイデンティティ。
汁は…ほう、吉田には珍しめの関西系のスッキリ系。
されど上品になりすぎてないあたりがネイティブっぽくて…これはこれでアリ!
麺にはしっかりコシ。小麦粉食ってる感。
まぁこれはこれでウマイんだけど、欲を言えばもっと冷水でビシッと締めたらもっと…
…とか思ったあたりでふと、知らず識らず試験官みたいな視点になってる自分に気付いてハッとする。
無駄に同種の食べ歩きしてるとちょっとした違いに敏感になって他と比較しがちだけど…
今ここでそんな視点になるのは野暮ってもんだ。
今は素直にお店の空気感と目の前のうどんを楽しむといたしましょう!
しっかりコシのある、食いごたえ満点の麺!
あえて「関西風」とは言わない「しょうちゃんうどんの汁!」。
シャキシャキのキャベツ!
そして卓上にたっぷりある揚げ玉、ピリッとすりだね!
間違いない、吉田のうどん!
吉田は吉田!今日はしょうちゃん!
それでいい。(´艸`)
間違っても「名物料理」を食べたいキラキラした観光客さんにオススメする感じではないけれど…
「ネイティブ感」「リアルな現地感」なんかを感じたい人にはアリかと。
それこそ現地の常連さんみたいに小腹を満たす感じでサクッと気軽に、ね。
壁には少ないながらもサイン色紙。
ん?「志茂田景樹」…?
…なんか凄くそれっぽい…(´艸`)
参考情報
アクセス
駐車場
有り。
見逃さなきゃ入りやすい感じ。
食べログ
私もちゃっかりレビュー書いてたりします。( ´∀`)b
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