鬼者語（おにものがたり）…なんとも怖そうな名前ですが…無化調。
とりあえずカラダには優しそうですね（笑）
やたら重厚な扉が印象的なこのお店。
メニューにはキャビア、トリュフ、フォアグラ、鮟肝、赤雲丹などの高級系食材がチラホラと…
ミシュランの対象地域だったら…ビブグルマン系？
ま、百聞は一食に如かず、とりあえず食べてみましょうかね！
(￣ー￣)ﾆﾔﾘ
ドキドキワクワク初訪問♪
人気店の気配がしたので開店直後を狙って訪問。
大正解。( ´∀｀)b
メニュー
券売機
まずは店内の券売機へ。
ゆっくり考えてる時間が無くて券売機がちょっぴり苦手な私。
が、ここのは雰囲気的にゆっくり選べる感じ。
横にお店のお姉さんもいたりするので分からないことはすぐ聞けます。
支払い方法は現金オンリー。
が、１万円札はおろか、幻の２千円札まで対応！（ある意味激レアですねｗ）
メニューは基本的にはシンプル。
「鶏と水」の醤油と塩。
「水と煮干」の醤油と塩。などなど。
（この書き方、水からこだわってスープ作ってるアピールですかね？）
本日のメニュー（限定各種）
シンプルな基本メニューもいいのですが、ひときわ惹きつけられるのが「本日のメニュー」。
どうやら限定が多いようで…
この日のメニューは…
限定２
・鬼者語ブラック
限定３
☆フォアグラ脂と岩手鴨
☆牡蠣とカルピスバター
☆鮟肝と車海老
☆天草淡麗つけ蕎麦（昼のみ）
本日のジビエ
・鴨肉の梅酒漬け
限定替玉
・鮟肝のソース
・トムヤムクンのソース
・赤雲丹のソース
何だよ…なんか凄そうなメニューばっかりじゃんか…
ぶっちゃけ、片っ端から全部試してみたい感じではあるけど…
ま、一期一会なメニューもあったりするかもだから、今一番気になるメニューを注文しときましょうかね。
ってか「替玉」ってアレだよな？
麺を食べ終わった後のスープにお替り麺だけ突っ込むヤツ。
それで鮟肝とかトムヤムクンとか赤雲丹とか…スープとの相性とか考えないとヤバくない？？
限定メニューと替玉のソースを片っ端から脳内試食し始める私。
ブラックは…シンプルっぽいからどれでもイケるか…？
…コレとコレは…うん、同系、イケる。
あれ？車海老とトムヤムクンのエビでリンク作ると鮟肝が意外と…
あ、牡蠣とカルピスバターに赤雲丹…？いや、食ってみないとバランスが…
「替玉、後からでも食券追加で買えますよ☆」
私の心を読んだかのようなお姉さんの一言。
よっしゃ！それじゃ食べてから考えますかね♪
とりあえず今回は「限定３」ポチッと。
で、「フォアグラ脂と岩手鴨でお願いしま〜す」(*´∀｀)ノ
さて、と…
卓上には黒胡椒、レモンビネガー、柚子胡椒など。
ちょっぴりこだわりを感じますなぁ…
…って…
・味付き替玉
・猪と鴨の血のソース
・ジェノベーゼソース
・グリーンカリーとトマトソース
替玉の種類、まだあるんかい！
組み合わせ多すぎて思考回路プッツン。
まぁいいや。( ´ー｀)ﾌｩｰ．．．
フォアグラ脂と岩手鴨（850円）
来ました！見るからに美味そうな面構え！（ってレンゲ、どければよかったなｗ）
クリアな醤油スープにしっかり鴨の脂の風味が重なってて奥行きが…
あれ？でもフォアグラ風味は思ってたよりだいぶ控えめかも。
ま、あんまりフォアグラフォアグラしててもしつこくなりそうだし。
バランス的にはいい感じかな。
そして芽キャベツの上に乗ってる黒い粒粒は…アレですね。
う〜ん…スープに落とすと一気に風味持ってかれちゃいそうだよなぁ…
とりあえず芽キャベツごとパクっと。うん、ウマい。（食べ方としての正解かは分かりませんけどｗ）
チャーシューは炙りしっかり系とさっぱり鶏胸肉系。
両方ともスープに沈めておいてから頂くと香ばしさ、しっとり感、相乗効果で尚よろし。
パッツン系ストレート麺と相まって奥深い風味が上質。
スープは美味しく最後までズズズッ……おっと！危ない！替玉用に残しとかんと(^^ゞ
さて、替玉の味はどれに…
よし！鴨でリンク作って猪の血でワイルドさを上塗りしてみよう！(￣ー￣)ﾆﾔﾘ
「血だ！私に血をおくれ！щ(ﾟдﾟщ)（猪と鴨の血のソースの替玉お願いしま〜す♪）ｗ」
替玉 猪と鴨の血のソース（350円）
んぉ？なんか小洒落たパスタっぽいの来た？！
「下の方とよくかき混ぜてお召し上がりください。あ、スープには入れずに…」
なんと！私の替玉感を覆す提供方式！
これはこれで単品のお替り的なポジション…なのかな。（具材の黒い粒粒まで一緒だし）
ってかスープとの相性とか熟考する必要、全く無かったョ( ´ー｀)ﾌｩｰ．．．
え〜っと…フォークは…無いな…箸で食えってか。
あれ？油が絡んでないから麺がちょっぴりくっつき気味…。
これなら先に油絡めてから具材を乗っけた方が…
いや、いっそ具材は縁に盛って徐々に混ぜつつ…
いや、麺自体は良さげなんだけどパスタを気取るならもうちょっとこう…
( ﾟдﾟ)ﾊｯ!
違う！間違ってるのはオレだ！
小洒落た外見からついパスタの常識目線で見ちまったが…
コレ、一見上品だけど本質はジャンクな油そばだ！！
上質ジャンク。美食系ジャンク。(￣ー￣)ﾆﾔﾘ（いい意味での「ジャンク」ね）
よし！そうと分かれば…
天地返し！ごった混ぜ！うりゃうりゃ！！ﾍ(ﾟ∀ﾟﾍ)
そして恭しくお上品に…箸で蕎麦食い！！
啜れや啜れ！ズビズバ啜れ！！
縁のスパイス、卓上の黒胡椒、柚子胡椒、ガンガン混ぜて啜りまくれ！！(≧∇≦)/
……快…感……。(*´ω`*)（笑）
なかなか面白い趣向だった！そして美味かった！旨かった！
（いや、欲を言えば血はもっとワイルドでも良かったケド。ちょっと大人しすぎると言うかビビっちゃってた印象）
※この食べ方が正解かどうかは分かりません（笑）
再訪問
なかなか面白ウマかったので別の機会に再訪問。
他の限定メニューも気になるし…♪
食券待ちの間に店内写真パシャリと失礼。
L時カウンターの小ざっぱりとしたキレイな店内です。
麺はパッツンストレートと手もみ麺がスタンバイ。
両方ともいい表情してますなぁ…(*´∀｀)
本日の限定メニュー
さて、今日のメニューは…
限定２
・鬼者語ブラック
限定３
・黄金中華蕎麦
・米麹と唐辛子
・天草淡麗つけ蕎麦
限定４
・雲丹と煮干
替玉２
・トムヤムクンのソース
・牡蠣のソース
替玉３
・赤雲丹のソース
ジビエ
・鴨肉の梅酒漬け
前回と同じだったり微妙に変わってたり。
何となく傾向が読めてきましたぞ、っと。
ん？「黄金中華蕎麦」？
何とも美味そうな響き…澄んだ黄金色のスープかな…？
「鶏と煮干のスープを黄金比でブレンドしてます。スープが黄金色って訳じゃないです。」とお姉さん。
ほう！このお店のお得意の鶏と煮干ね！
今回は試しにそれ食ってみよう！
鬼者語ブラック（800円）
…どうやら券売機で押すボタンを間違えたらしい…(^^ゞ
（なんか限定だらけでビミョーにややこしいんだもんｗ）
まぁいいや。
コチラは醤油の旨味を前面に引き出した「鬼者語ブラック」。
なるほど！確かに醤油味好きには堪らない感じ。
ベースのスープと相まって香りが凄くいい！（特に鶏の脂の風味！）
麺や具材は前回の「フォアグラ脂と岩手鴨」と一緒。
タレとスープの配合で基本バリエーション作ってる感じですかね。
前回同様の美味。
（ちなみに、友人が注文した「黄金中華蕎麦」も味見させてもらいましたが…確かにスープは黄金には程遠い ど茶濁り（笑）。味は…ぶっちゃけ、煮干の良くない部分（苦味とか酸味とか）まで出ちゃってる感じで、鶏と合わせちゃうとちょっとクドいかなぁ、というのが正直な感想。ま、好みもあるかとは思いますけどね）
鴨焼き（500円）
魯山人も大好き！鴨＆山葵！
ジューシーな脂が垂れちゃってるのはご愛嬌。
シンプルに塩で頂くのも私好みだったり♪
（コレ、何塩だったっけなぁ…ちょっぴり変わっててこの鴨と相性いいヤツね）
噛みごたえ満点！鴨ごたえ満点！
完全なるビールのツマミ。
（試しに注文してみたけど…運転あるしなぁ…いつもの生殺し状態。( ´ー｀)ﾌｩｰ．．．（笑））
肉丼（430円）
肉を喰らわば丼まで！
想像を上回る豪快な盛りっぷり！(≧∇≦)/
このお店、やっぱり美食系食材から勝手にお上品なのを想像してましたが…
本質的には細かいこと言わずに旨いもんをガッツリ掻っ込む！みたいなスタンスと親和性が高いと思われます(*´艸｀*)
薬味を混ぜつつサッパリと…
え？ラーメンのスープぶっかけちゃう？
黒胡椒ガリガリやっちゃう？
上等上等！どんと来い！( ´∀｀)b
丼ぶり深けりゃ懐も深い！
来たれ！腹ペコ！旨いもん喰い！
そして掻っ込め！ワシワシと！(≧∇≦)/（笑）
替玉 牡蠣のソース（350円）
そしてシメの替玉！
今回はスパイスが乱舞してますね（笑）
まぁこれはこれで。
牡蠣のソースは身をガーーッ！とやって整えた感じ。
生牡蠣系じゃなくて加熱系。しっかり牡蠣風味。
こちらも基本的にソース+αでバリエーションつけてるっぽいから好きな味のソース選べば間違いないかと。
豪快にうりゃうりゃ！！と混ぜ混ぜ。
そして恭しくお上品に…箸で啜る！！
うん、上品ジャンク。食べ方、合ってるね。
ジャンクでも無化調で食後感、さっぱり。
追い打ち満腹。大満足。(*´ω`*)
え？ビブグルマン？
う〜ん、素人の私目線でもまだまだ伸びしろが有りそうな感じでしょうか。(￣ー￣)
これからの展開も楽しみなお店です♪
参考情報
アクセス
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有り！
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