「肉骨茶」
なんとも怪しい漢字の羅列…
さて!何と読むでしょう?
ん〜…にくほねちゃ…??
いえいえ。
正解は「バクテー」。
これ、知らなきゃ絶対読めないですよね。
何を隠そう、私も今回バクテー初体験でした!(*´艸`*)
ざっくり言うと豚スペアリブと肉厚椎茸を漢方薬な生薬やスパイスたっぷりのスープで煮込んだ料理。
東南アジアはマレー半島、マレーシアやシンガポールあたりで愛されている、言わばソウルフード的なこの「肉骨茶(バクテー)」。
トロッと、ホロッと柔らかい豚スペアリブのストレートな旨さ…。
滋味深く複雑な漢方スープ…。
そのコンビネーションの美味さと言ったらもう…(*´ω`*)
「肉骨茶」を読めなかったアナタ、幸せ者です。
なぜなら、この美味しさを体験する楽しみがまだ人生に残されているから!
(*´艸`*)
いかにもコラーゲンたっぷり。
いかにも漢方たっぷり。
医食同源。絶対カラダにいいヤツ。
そしてただただ旨い。
今回はそんな「肉骨茶(バクテー)」が名物のお店。
千葉県我孫子市のマレー系アジア料理【レモングラス】に行ってみたお話です。
お店の様子
レモングラスはJR我孫子駅北口より歩いてすぐ。
信号のある十字路、ファミマの斜向い。
外壁塗装の足場で覆われてましたが、ちゃんと営業中!
さて!さっそくお店に入ってみましょう!
間接照明を生かしたオトナな店内。
カエルちゃんをはじめとするアジアンな雑貨もいい雰囲気を出してますね。(・∀・)
メニュー
吸引力抜群のトップメニュー!(〃∇〃)
今回のお目当ては肉骨茶だけど…このトムヤムクン、なんか美味そうな気配がムンムン…
さすがに1人で両方は…食べ過ぎか?
いや、でもなぁ…う〜ん…(*´ω`*)ウマソウ
参考までに他のメニューは…
こんな感じ。(当ブログの画像はポチると拡大表示)
アジアンな定番メニューから、いかにもビールのつまみに良さげなものまで!
このお店、カレーも美味そうだよなぁ…
このお店、アジアンビールが得意なお店のようです。うん、納得。
(訪問時はアレだったので飲めませんでしたけどね( ´ー`)フゥー...)
もちろんテイクアウトも対応!
予算とか内容とか、色々と融通が利きそうな雰囲気です!
(もちろん持ち帰りでもPayPay払いなら還元対象、ですね!( ̄ー ̄)bグッ!)
さて、私は…
うん、一寸先は闇のご時世、今を悔いなく生きよう。( ̄ー ̄)ニヤリ
(*´∀`)ノ凸 ピンポーン
BGMの無い静かな店内に響く換気ファンの音…。
声を潜めて話すオトナなお客さん…。
静かすぎてちょっぴり寂しい気もしますが…これもまた一興。
ゆったりした時間に身を委ね、肉骨茶への期待に胸を膨らませ…お腹を鳴らします(笑)
おっ!来たゾ!(・∀・)
トムヤムクン フォー麺付 1,350円
うおおぉぉぉぉぉぉっっ!!
超絶沸騰!ボッコボコ煮えたぎるトムヤムクン!
(゚∀゚)キタコレ!!
迫力スゲェ!!香りスゲェ!!
出てきた瞬間に注文した自分を激しく肯定!(≧∇≦)/
間違いなく美味いやつね!コレ!
ただでさえ蓄熱性の高い素焼きの鍋に固形燃料で追い打ち!
シェフの「熱々で食ってくれ!」という心意気が滲み出てます!(〃∇〃)
フォー(お米の麺)とパクチーとタイ唐辛子。
このパターンは私のトムヤム人生で初かも?
フォーも茹でたてで熱々!
さてさて…お玉でスープと具材を…
お店の名前でもあるレモングラスの爽やかでエスニックな香りがいいですね〜!(〃∇〃)
このレモングラス、素材選びにかなりこだわってると見た!
そこへ バイマックルー(コブミカンの葉っぱ)とガランガル(カー・タイ生姜)の香りが合わさって…
あぁ…ザ・タイ料理の香りの組み合わせだ、コレ…(*´ω`*)
メインの海老ちゃんは「天使の海老※」と「ソフトシェルシュリンプ」から選べます。
私は殻ごとバリバリ食べたかったので「ソフトシェルシュリンプ」をチョイス!
※天使の海老:「天国にいちばん近い島」と言われるニューカレドニア生まれの海老ちゃん。
名前のインパクト、スゴイよね(笑)もちろん美味しいヤツ。
どれどれ…
うわぁ…間違いなく海老スープの傑作…
海老うめぇ…頭までうめぇ…(*´ω`*)
程よく酸味のきいたスープ、うめぇ…(*´ω`*)
そしてエスニックな香り、うめぇ…(*´ω`*)
「世界三大スープのひとつ」の称号を素直に受け入れられるレベル。
うん。美味い。間違いなく。
トムヤムクンと言うとただひたすら辛いのを想像しますが…ここのは程よい辛さ。
むしろそこまで辛くない。
付属のプリッキーヌ(タイ唐辛子)で好みで調整するスタイルっぽいですね。
入れればバッチリ!タイ本場の辛さ。
これ、本格派はもちろん、普段「タイ料理は辛くって…」と敬遠してるような人にこそ食べてもらいたい感じですね!
しっかり本格派。それでも食べやすく。
シェフ、間違いなく土台が日本人感覚。
本場の味をマスターした上で日本人が好むツボをよく心得ていると言うか…
かなりのやり手、ですな( ̄ー ̄)ニヤリ
まだ煮えたぎってるトムヤム鍋を眺めつつ、見えないシェフの顔が見えてくるような気が…
…と、ここまで味わってから重大なミスに気付く私。
…ひょっとしてコレ…逆じゃね?!
何が逆かって?
いや「フォーにトムヤムクンを入れる」じゃなくて「トムヤムクンにフォーを入れる」の方が…
いや、まだ間に合うぞ!
電光石火で煮えたぎるトムヤム鍋を目の前に引き寄せる!
そして具材を器から鍋へ戻す!(え?お行儀悪いですか?自分で食べるんだから気にしない!w)
そしてフォーを蕎麦的に少しづつ浸して…啜る!!
ほらっ!
グツグツの鍋から立ち昇る香り、近づける顔に直接で…風味が断然引き立つ!
しかも土鍋で香ばしくなった部分の香りまで…
(ひょっとして使い込んだ土鍋に移った複雑な香りも…?)
断然熱々!美味さ段違い!!
美味いって!コレ!!(≧∇≦)
いいなぁ…この香り…
いいなぁ…この土鍋…
もはや「タイ式土器」と呼んだほうが似合いそうなこの素朴な器…
本式の食べ方として合っているのかは分かりませんが…私としては超オススメ!
でもくれぐれもヤケドにはご注意を!
肉骨茶(バクテー)ライス付 1,030円
おっと、今回の本懐はコチラ!
「肉骨茶(バクテー)」
トムヤムクンを熱々のうちに食べたくてちょっぴり放置しちゃってゴメンよ(笑)
豚スペアリブ、たっぷり!ごろっごろ!(・∀・)
しかも何とも言えない複雑な香りが立ち籠めてます…
どれどれ…
むほっ!これでもかと言うほどにホロッと柔らかい…(*´艸`*)
そしてストレートな豚肉の旨さ、染み込んだスープの複雑な香り…
うん、スペアリブ、軟骨の部分とかそのままイケる!
むっちゃ旨い豚のスペアリブ角煮の上級版、みたいな?
ヤバイ…これ、むっちゃご飯がススム君や!(≧∇≦)/
もちろんスープ単体で飲んでもウマイ!
八角?丁字?
どことなく台湾の「魯肉飯(ルーローハン)」に近いニュアンスも…
そしてこの肉厚椎茸!
本来の旨みと豚スペアリブの旨み、スープの旨みも吸って…無茶苦茶旨い!!(〃∇〃)
椎茸、もはやご馳走。
これも物凄く素材選びにこだわってる気配が…
とにかく美味い!!(〃∇〃)
たっぷり乗ってるフレッシュなパクチーも相性抜群!
ヤバイって!これ…!
ひと口食べるごとに緩む頬…(*´ω`*)
ひと口食べるごとに1UP!(謎w)
銀座や六本木にお店を出してるシャングリラズシークレットの高〜いブラックスープに勝るとも劣らないキノコ感、薬膳感、旨み、そして満足感…。
別盛りの唐辛子(すごく辛い!入れ過ぎ注意!)もいいアクセント。
最後まで飽きず、美味しく、風味よく。
気が付けばペロリと。
あれ、さっきトムヤムクン食ったよな?(笑)
いやぁ、マジで美味かった…(*´ω`*)
そして食後…カラダの内側からポカポカしてくる感じ。
何とも言えない多幸感…(*´ω`*)
あ、なんかカラダが喜んでるな…なんかわかる。
これ、絶対カラダにいいヤツ。
たまに補給しに来ると病気知らずかもしれん…そんな予感。
夏バテさんにも自信を持ってオススメ!
え?これで1,030円??
満足感ヤバイって!!(≧∇≦)/
ホント、これ食べるためだけに我孫子に泊りがけで来てもいいくらい!(笑)
絶対また行きます♪(*´∀`)ノ
参考情報
アクセス
JR我孫子駅北口から歩いてすぐです。
駐車場
お店の目の前に1台だけ停めても大丈夫だそうです。
あとは近隣のコインパーキング等へ。
予約
ぐるなび
電話の他、ぐるなびにも対応してる模様。
食べログ
気になるお店のメモ保存にも便利な食べログ。
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さっそく肉骨茶の禁断症状を発症して再訪問してます(笑)
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