孤独のグルメの舞台になったお店!
今回行ってみた「いづみ亭」、
孤独のグルメ Season 10 第5話
「千葉県柏市鷲野谷のネギレバ炒と鶏皮餃子」
の舞台になった大人気のお店です!
孤独のグルメファンなら、蚊取り線香で焦がしちゃって穴が空いたらしい「出汁の出まくったような暖簾」のお店、と言えば「あぁ、あそこね!」とピンとくるんじゃないでしょうか。
実際に行ってみると…
出汁が出まくってるのは暖簾だけじゃなく、そりゃもう店全体の至るところから…
(*´艸`*)
おまけ情報
ご多分に漏れず、お店に行った後に観直す訳ですよ、放送回。
うん、これこれ。
しっかりお店の雰囲気、再現出来てるよなぁ…
なんてニンマリしちゃう訳ですが…
私が特に感心したのは…店の姉御!(笑)
え?何?
話し方、オーラ、雰囲気、無茶苦茶そっくりじゃん!
(顔とかはそんなに似てないケドw エプロンは丸っきり同じヤツっぽい)
いや、実際にお店に行っても見逃しがちだし!
ってかそこまで似せなくても番組的に全く問題無さそうだし!
姉御役の女優さん、きっとリアル姉御と顔を突き合わせて雰囲気 完コピしたんだろうなぁ…
半端ないプロ意識…
が、あらためて考えるとこの店の雰囲気を出す上で、たんなる表面的な「舞台」よりも大事な部分だったり…
その辺の重要性の認識は作中で五郎さんに言わせてたセリフ
「何よりこのお店の空気。店員さんとお店が飯をグイグイ旨くしている」
からも明らか。
(私も実際に行ってみて、凄くそう思った!ホンマそれ!)
そんな細かいディテールにもしっかり力を入れちゃう孤独のグルメスタッフ…
店の醸し出す「味」の何たるか…よく分かってるなぁ…
なんか好きだわ…(*´艸`*)
出汁が出まくったような雰囲気
たまたま夜の部開始の17時頃の到着。
そこそこの台数が駐められる駐車場には開店待ちと思われる人も…
孤独のグルメ効果か、それとも元からか…結構な人気店の様子。
もはやトレードマークになっていると思われる「出汁の出まくったような穴あき暖簾」が掛けられると…
店の姉御の明るい挨拶、ご機嫌ウキウキオーラの常連さんの談笑と共に夜の部、開始!
昭和な食堂の面影が色濃く漂う店内。(・∀・)
「いかにも」と言うか「ザ・孤独のグルメ的」と言うか…
よくもまぁこれだけ濃密な“味な店”を見つけたもんだ、とスタッフさん達のアンテナに感心せずにはいられない。
どんな撮影スタジオよりもリアルで完璧な孤独のグルメな舞台。
そりゃそうか、リアルだもん。(*´艸`*)
なんか自分までドラマの登場人物の1人になったかのような妙な感覚も覚えてみたり。
「お兄さん、お一人?じゃ、コチラどうぞ!(*^^*)」
1人で4人掛けテーブル席もアレだからカウンター席へ、みたいなノリで姉御に通されたのは…
えっ?客席で餃子包んでる女将さんと…まさかの相席?!Σ(・∀・;)(笑)
いや、もちろんオッケー…ってかむしろ作ってるの見るのとか好きだから歓迎だけど…
この構えてない感じと言うか、自然体すぎる気取らなさと言うか…
いい意味でお店とお客さんの距離感が近い感じ。
気取らぬ接客に会話、初めてなのになんか妙に落ち着くこの感じ、この店の醸し出す雰囲気…何だろうね。( ´ー`)フゥー...
次から次へと入ってくる常連オーラなお客さん。
あっという間に満席。ちょうどいい時に来たっぽいな、うん。
賑やかに始まるビールにハイボール。
店内は「アダムスキー型灰皿」もあって喫煙可。
まぁ基本的にはタバコ苦手だけど雰囲気的に想定内と言うか…
むしろ換気しっかり、扇風機もブンブン回っててあんまり気にならない感じ。
(冬はどうだか分かりませんケドねw)
メニュー
「ザ」って感じの壁に貼られた定番食堂メニュー。
五郎さん風に言うなら「王道食堂めしのオンパレード」。
うん、ホンマそれ。
メニューの貼られ方とか古び方とか、行間からも色々と読み取れて面白いんですよね。(*´艸`*)
黒板&白板には替わりメニュー。書きたてホヤホヤ。
このフレッシュ感、血が通ってる感、イイネ!
参考までに放映された「五郎さんフルコース」は…
「ネギレバ炒定食」
「鶏皮餃子」
「青ネギラーメン」
「インスタントコーヒー」
です。
ベタにこのコースをなぞるのもプレイとしてはアリなんだけど…
今日は自分なりにメニューに真剣に向き合って楽しみたい気分。
「今を味わう」とか言うとチト大げさだけど…せっかくだから、ね。
“時間や社会に囚われず、幸福に空腹を満たすとき、つかの間、彼は自分勝手になり、自由になる。
孤独のグルメ オープニングのお馴染みフレーズより
誰にも邪魔されず、気を遣わずものを食べるという孤高の行為。
この行為こそが、現代人に平等に与えられた最高の癒しと言えるので、ある。”
あぁ、ソレだよ!まさにソレ!(*´艸`*)
さてさて…
手作り餃子
隣で女将さんにせっせと包まれてたら…とりあえず注文しちゃうでしょ!
薄縁ギリギリまでギッシリと具が詰まった手作り餃子…どう見ても旨そう…
で、実際に食べてみても全く期待を裏切らない旨さですわ。(*´艸`*)
五郎さん式に酢胡椒?直ラー?
いや、私は塩派!
素材の味がよく分かる、故に誤魔化しの効かない塩餃子。
…うむ!文句なし。ちゃんと旨い。
ご飯がご飯がススムくん。
(出来ればキンキンに冷えたビールと…って今日はバイクさ( ´ー`))
わざとらしい肉汁ブシャーとか、派手な羽なんかを生やしたりもしてない。
お店と同じく飾らず気取らず、直球の「ザ・餃子」。
だが…それでいい。いや、それがいい。(*´艸`*)
いや、私は肉汁系も羽化餃子も変わり種系も好きなんですけどねw
でも「この店の歴史と共に愛され続ける餃子を食ってる感」と言うか…
むしろ「長年に渡って積み重ねられた、お店の歴史そのものを食ってる感」と言うか…
「今、オレは、ここで、餃子を、食ってる!」みたいな圧倒的「生きてる感」!
とか言ったら大げさか。(笑)
でも単なる味覚だけじゃない、この店のこの雰囲気で食うからこその唯一無二の味わい、あると思いますよ。(*´艸`*)
あ、でもコレ、塩のみもいいけど直ラー塩もなかなか…
「結局、どうやって食っても美味いって事だな。ふっ…」
ホンマそれ!五郎さん!(*´艸`*)
モツ煮定食
今日の私の心の声、そして腹の虫が選んだメインメニューはコレ!
経験からも直感からも、この手の雰囲気の店のモツ煮って…
ほら!丁寧に臭みも抜けきった、大安定のモツ煮!
甘めの味噌とネギのコンビネーション、これに七味をパパッ!とやっちゃえば…
ご飯泥棒、酒泥棒。飯食うモツ煮、酒飲むモツ煮。納得。満足。
定食屋の生命線とも言うべき白飯、しっかりウマイ。
普通盛りでも結構しっかりした量だが…
餃子にモツ煮、味噌汁の中の「おかず枠の油揚げ」に自家製漬物が飯をガンガンと食って…
足らん!おかわりっ!(*´∀`)つ
あ、茶碗?コレでいいよ〜
え?味噌汁と漬物?頂きましょう!
(お替り自由とかじゃないっぽいから、たぶん「シメのご飯」的なオーダーになるのかな?モツ煮定食のシメのご飯(笑))
あぁ…「漬物のうまい店は信頼できる」…ホンマそれ。
すごくさり気ない「当たり前の漬物」なんだけど…その当たり前がひときわ大事に思える今日この頃。
そう言えば、作中では常連さんトリオが「マンガ盛り」でご飯食ってたっけなぁ…
今なら分かる、そのチョイス。
次回は私も「マンガ盛りーズ」の仲間入りかな。(*´艸`*)
鶏皮餃子
お替りご飯…まだあるぜ…
よし!作中で気になってた鶏皮餃子も追加だ!(*´∀`)ノ
ふふ…カリッ!と、パリッ!と揚がってやがるぜ…
塩っ!パリっ!むちょっ!むぐむぐ…
うむ。さっきの手作り餃子の皮違いバージョンかと思いきや、中身も別モノ。
ぷりっと、むにゅっと…
ちょうど おでんの魚の練り物団子みたいな食感。
まぁ揚げたてパリパリの鶏皮餃子が旨くなかろう訳がない。
ビールのつまみに、パクつきやすいナイスなカタチ。
(自分でも作ってみたいけど…どうやって包んでるかは「企業秘密」(笑))
五郎さんばりに「直ラー」もいいけど、個人的にはそれを通り越して中国の食べる辣油的な「老干媽(ラオガンマ)」とか思いっきりぶっかけたい感じ。
ご馳走さまでしたっ!
気が付きゃペロリ。
満腹。満足。(*´∀`)
「いつもニコニコ、現金払い」
たまに聞くフレーズだけど、看板で貼ってあるの初めて見たよ。(笑)
次来た時は得意メニューらしいレバー系、食ってみようかなぁ…(*´艸`*)
参考情報
アクセス
五郎さんが大晦日スペシャルで苦楽を共にした“小さな相棒”(車)と再会して最初に訪れたお店。
そんな訳なんで訪問には車必須な感じ。
バス
追記:バスでも近くまで行けるとの情報を頂きました!
最寄りバス停は「幸田原(こうだはら)」
柏駅東口から20分弱、60分に1本ってとこです。
バスで行くのもちょっぴり旅情で面白いかもですね♪
駐車場
もちろん有り!
おまけ:孤独のグルメ ロケ地
作中で車と再会した駐車場、ココっぽい。
マニアックな方、どうぞ!(笑)
食べログ「いづみ亭」
私もレビュー書いておきましたよ、っと。( ´∀`)b
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