【LAK BOJUN & Storce(ラクボジュン)】突撃!隣のスリランカごはん!みたいな(*´艸`*)(千葉県白井市)

いつものグーグルナビの無茶振り裏道案内、たまたま見かけたスリランカ料理店っぽいお店。

見覚えのあるスリランカ国旗が掲げられているものの、写真の通りなかなかディープな雰囲気のお店。
と言うか…お宅?

車道につき、見えるのは一瞬。
看板には日本語表記ナシ
そして何度通っても開いてるっぽい気配ナシ

看板に“Storce”(ストア?)の文字が見えるので単なる食材屋か?とか思ってみたり。
なにはともあれ、入りづらい事この上なし

保留保留で記憶の片隅に追いやられていた頃…勇気ある開拓者による情報が…(・∀・)

何でも、営業時間は気まぐれ営業日も気まぐれ
入り口の引き戸を開けて、ガラガラッと開けばやってる閉まってればやってない、といった具合だそうな。
そんなん分かるかい!!(笑)

当然ながら閉まっててフラれる体験談、多数。(だよねw)

そんな折、バイクで近くまで来たのでチラッと様子を見に通りかかってみると…

あれ?“OPEN”のミニ看板(100均?)出てるやん!(・∀・)
小さいながらも有難すぎるウエルカムサイン!

いや、でもランチタイムは過ぎてる時間帯…
看板仕舞い忘れてるだけだったり?

いやいや、開いてる時にたまたま遭遇すること自体、ラッキーとも言えるお店。
ダメ元でやってみるか?ガラガラッと…
(他で昼飯喰ったばっかだけど…w)

逡巡2秒
よし!即アクセルターンで回れ右!
このバイクの気分的な小回りっぷりが好きだったりするんですよね(*´艸`*)
※実際は緩やか〜な安全Uターンです

お店へ…いざ、突撃!

さて、バイクを駐めてお店へ。

近くでゆっくり見ると、なおさら感じるアウェイ感。

むしろ人ん家。しかもスリランカ人の。(*´艸`*)

勝手に開けちゃって…いいんだよね?…コレ?
ピンポンしなくていいんだよね?

ってかコレ、OPEN看板も事前情報も無し最初にガラガラッ…とした日本人
どんだけ勇者だよ!!(笑)

名も知らぬ、偉大なる先駆者。
ある意味地上の星だ!カッコいいぜ!(*´∀`)
(あるいは押し売り経験者イナカの人か、妖怪ぬらりひょん三河屋サブちゃんか…?知らんけどw)


……よし…!

…おっ?!ちゃんと開いてる!!(・∀・)
(空き巣じゃないよw)

「ごめんくださ〜い…」
ガラガラガラッ…と…

店内の雰囲気

おっ!中はちゃんとレストランしてる!(・∀・)
ってか外観から想像してたよりだいぶキレイ!(失礼w)

薄カーテン奥の台所に人の気配…。
あれ?ひょっとして恐る恐る開けたから気付かれてない?
これで勝手に座ってたら単なるぬらりひょんだなよな…。

気持ち強めにガラガラッと閉めて「こんにちわ〜(*´∀`)ノ」

おっ!気付いた!出てきた!スリランカおっ母さん!

ジェスチャーを交えつつ「1人ね!」
スリランカおっ母さん、笑顔で席へ促し。

よっしゃ!スリランカご飯確定、っと♪

いそいそと何やら準備し始めるスリランカおっ母さん。

スリランカ料理店でお馴染みの黒布アートでも眺めながらホッと一息。

BGMは…辛気臭い日本のテレビのワイドショーか…
ある意味リアルな現地感。

ここは白井のスリランカ。
何とも異国なシロィランカ。( ´ー`)

…あれ?メニューは…?

さて、早速メニューを…

って卓上を見ても、店内を見回してもそれらしきモノは無し。

ん?ひょっとして入り口のホワイトボードか…?

…読めん。w
何ともかわいいシンハラ文字。
いや、でも雰囲気的にメニューじゃないよな、アレ。

ん?
スリランカおっ母さん、炊飯器からご飯盛ってる?

ま…まさかお客にメニュー出すのも忘れてメシ食うつもりか?!

…いやいや、さすがに時間的にもう食ってるハズ。
店内にはスリランカおっ母さんと私の他に気配も無いし…

あっ!ひょっとしてあれ、 オレのメシか?!

メニューは1品。選択の余地ナシ。
座った時点で注文確定。
きっとそれだ!そうに違いない!

そうと分かれば無粋な質問も詮索憶測も無用。
ゆったり待たせてもらいましょう。

ガラガラッと初めて入るお店。(ほぼスリランカ人宅)
注文せずとも、顔見ただけで準備してもらえるマイご飯。
妙に落ち着き払って悠々ゆったり待つ私…。
超アウェイのハズなのに超馴染みの行きつけのお店みたいな…
何とも不思議なこの感覚…。

スリランカ式ライス&カレープレート?

…ビンゴ!!

スリランカおっ母さん、見事な盛りっ盛りプレートを持って笑顔で登場!(≧∇≦)/

「スリランカのご飯って本当にスリランカ盛りなんだ!(・∀・)」

いや、ここ日本だけど。
現地系のスリランカ料理店で何度も食べて知ってるハズだけど。
でも感覚的に、直感的にそう感じてしまうような「リアルさ」がこのお店に、そしてこの皿にはあります。(*´艸`*)

きっと…
いや、間違いなくスリランカおっ母さんのお昼ごはんもコレでしょ!(笑)

ご飯をひと口食べるなり、思わず緩む頬と心。
飾らず、気取らず、しっかりご飯。
日本のご飯と全く違う、されど色濃く感じる家庭感、手作り感。
上手く言い表せないけど…万国共通の家庭料理感ってありますよね?
これぞそれ!まさしくそれ!

盛り盛りご飯の周りに並んだ、家庭的な「おかず」の数々。

ソーセージ入りの野菜炒め、スリランカ式にスパイスアップされているものの、遠い昔に友だちの家でご馳走になった「人んちの味」にそっくりじゃんか!(*´艸`*)

丁寧に下ごしらえ&調理された、たっぷり人参にオクラ。
「ちゃんと野菜もいっぱい食べるんですよ!」って言われているかのよう。(*´艸`*)

シーチキンかと思うようなチキン。
きっと鶏と魚に共通で使えるような味付け加減なんだろうなぁ、とか思ったり。
ちゃんとうまうま。(*´艸`*)

辛さしっかり、スリランカ式の辛さ。
そりゃそうだ、辛さ選択ナシの「スリランカおっ母さん式」だもの。

確かに辛いんだけど、無茶な辛さにあらず。
むしろご飯の量とおかずの感じで「最低限これくらい辛い方が美味しいし食も進むでしょ?」と言わんばかりの絶妙な辛さ加減。

で、更に刺激が欲しい人には丸々揚げ唐辛子、ですね。
パリパリクシャクシャ…
かけてヨシ!混ぜてヨシ!齧ってヨシの名脇役!

最初単品。おかず。ご飯。
次第に混ぜ混ぜ。味変。コントラスト。
最終的にはごっちゃ混ぜ!
ラストスパート!掻っ込みモード!!

一見シンプル。
なのに最後まで変化があって全く食べ飽きない。
ざっくり盛っているだけのように見えて、考えつくされたかのようなコンビネーション、相乗効果、バランス感。
自然体で、全く力まずにプレートの上に宇宙の如きハーモニー…
さすがスリランカおっ母さん。(*´艸`*)

たぶん日替わり。お店の営業と同じく気まぐれ。
一期一会のおっ母さんプレート。
変幻自在。皿の上の万華鏡。

きっとまた通りすがった時に開いてたら吸い込まれちゃうんでしょうなぁ…
その時こそリアルに馴染みの「ガラガラガラッと…」ですな(*´艸`*)

ご馳走さまでした〜!(*´∀`)ノ


…あれ?そう言えば幾らなんだろ?コレ?

「1,000エン」

予想通り。ドンピシャ。( ̄ー ̄)ニヤリ

参考情報

営業時間・定休日

看板通りだと午前10時〜午後11時(!)まで。水曜定休。

が、実際は12時過ぎ頃オープン無くなったら終了
お休みは気まぐれ、な感じだそうです。( ´ー`)
(キッチリし過ぎの日本人、たまにはこういうのもいいんでねぇの?(笑))

アクセス

駐車場

ついついお隣に駐めそうになりますが…そちらは隣の居酒屋専用だそうな。

ラクボジュンの駐車場はそのまた隣、信号交差点のあたりの空き地だそうな。
何も書いてないけど
そんなん分かるかい!!(笑)

グーグルストリートビューで予習推奨です。
何気に便利よね、コレ♪

食べログ

LAK BOJUN & Storce (ラクボジュン ストア)

LAK BOJUN & Storce (小室/スリランカ料理)
★★★☆☆3.17 ■予算(昼):¥1,000~¥1,999

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